ゼレンシキー大統領、独首相、欧州委員長、ルーマニア大統領、ブルガリア副首相と会談

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ウクライナのゼレンシキー大統領は20日、訪問先のニューヨークにて、ショルツ独首相、フォンデアライエン欧州委員長、ヨハニス・ルーマニア大統領、ガブリエル・ブルガリア副首相と会談した。

ウクライナ大統領府が公表した

ショルツ独首相との会談に関する発表によれば、ゼレンシキー大統領は、ショルツ首相に前線の状況とウクライナ防衛戦力が優先的に必要としているものにつき報告した。ゼレンシキー氏は、冬季を前に民間インフラの保護のためのウクライナの防空のさらに強化することと、「穀物回廊」を機能させることの重要性を指摘した。ゼレンシキー氏はまた、追加的に防空能力を受け取ることで、黒海海洋港とオデーサの歴史遺産の防衛を強めることができると強調した。

フォンデアライエン欧州委員長とヨハニス・ルーマニア大統領とガブリエル・ブルガリア副首相との協議の際、4者はウクライナの農産物のEU市場へのアクセスについて協議を行った

ゼレンシキー氏は、「ウクライナは将来のEU加盟国であり、私たちは貿易の恒常的自由化とあらゆる一方的な制限の帽子のために共同で作業しなければならない」と発言した。
 

同氏はまた、ウクライナはルーマニアとブルガリアとともに、「連帯の回廊」のユソウ能力の拡大手段を模索していると発言した。とりわけ、ウクライナの穀物の輸送の60%以上がルーマニア領を通じたものだと指摘した。

さらに4者は、輸送を著しく増やしつつ、同時にルーマニアとブルガリアの国内市場への負荷を軽減することを可能とする代替手段についても協議した。