EU、ハマスのイスラエル攻撃によるウクライナ支持の変更はないと指摘
欧州委員会のマメル報道官は、ハマスなどの攻撃に続くイスラエル情勢がロシアの侵略と戦うウクライナへのEUの支持の姿勢を変えることはないと指摘した。
マメル報道官がブリュッセルでの記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの報道官が伝えた。
マメル欧州委員会報道官は、「私は、EUによるウクライナ支援に何かが何らかの形で影響を及ぼし得るとは思っていない。そこには一抹の疑いすらない。(中略)(フォンデアライエン)欧州委員長は、土曜日ボルドーにて、私たちはロシアとのその紛争において必要な限りずっとウクライナの人々と共に居続けると改めて述べた。明日閣僚たちがウクライナ情勢関連の問題について協議するかどうかと、イスラエルでのこと、ガザ地区のことは別の問題だ」と発言した。
同氏はまた、EUは実践上、複数の方面での危機的状況や紛争に同時に対応する能力を証明していると発言した。
その他、スタノEU報道官は、EU加盟国外相たちは全ての会合時にウクライナ情勢について協議していることを喚起した。同時に同氏は、10日に開催される会合は緊急かつ非公式なもので、定められた議題のない会合であり、イスラエル情勢とEUの対応手段について協議されると伝えた。
また同氏は、「私は、外相たちがイスラエルとハマスのその対立の際に私たちが見てきたことの全ての側面と全ての文脈を協議すると思っている。それとは無関係に、ロシアは当然ながら、不安定さを煽り、ウクライナに対する自らのキャンペーンを強化するために、国際情理でのあらゆる出来事を利用、あるいは悪用しようとしている。しかし、だからといって、EUがウクライナと関係のない別の焦点を持つということはない」と発言した。
写真:大統領府