ゼレンシキー宇大統領、オランダ外相とＦ１６訓練やウクライナのＥＵ加盟交渉開始等協議

ウクライナのゼレンシキー大統領は５日、キーウを訪問したオランダのブラウンス・スロット外相と会談し、ウクライナ軍人の戦闘機Ｆ１６訓練などにつき協議を行った。

ゼレンシキー大統領がフェイスブック・アカウントで伝えた。

ゼレンシキー氏は、「オランダのハンケ・ブラウンス・スロット外相と中身ある会談を行った。多くの重要な問題をだ。前線の状況、私たちの防衛者のニーズ、私たちの航空機操縦者のＦ１６訓練だ。また、代替の人道回廊の機能とその防衛、平和の公式、私たちの国欧州統合についても話し合った」と書き込んだ。

また、同氏は、オランダのウクライナ支援につき謝意を伝えた。

加えてウクライナ大統領府広報室は、同会談についても発表にて、双方は、ロシアの対ウクライナ侵略犯罪に関する特別法廷設置に向けた今後の行動について協議したと伝えた。

さらに両者は、ウクライナの欧州統合、１２月に開催される欧州理事会会合に向けた準備に

注意を向けた。特にゼレンシキー氏は、数日中にウクライナ最高会議（国会）が欧州統合関連法案を採択することが待たれていると発言した。

ゼレンシキー氏は、「欧州理事会によるウクライナのＥＵ加盟交渉開始に関する肯定的決定を期待している。それは、私たちの社会と私たちの防衛者にとって強力なモチベーションとなる」と強調した。