オランダ側はウクライナ支援が継続されると明言=クレーバ宇外相
ウクライナのクレーバ外相は5日、キーウを訪問したオランダのブラウンス・スロット外相から、オランダの政党と国民はウクライナ支援を支持しているとの明言を得たと発言した。
クレーバ外相がブラウンス・スロット蘭外相との共同記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。
クレーバ氏は、「私たちはオランダの強力な支持を評価しており、今日私はその点を強調した。私たちの協議を総括すると、私は、その支持が続いていき、強化されていくことにつき確信を抱いている。オランダ政府とルッテ首相は、ウクライナ支援継続の立場にとどまっているが、しかし、私にとって等しく非常に重要なことは、オランダ国民もまた、ウクライナを支持し続けるべきだと考えていることである」と発言した。
同氏はまた、ブラウンス・スロット外相から、オランダの政党と国民はウクライナ支援を支持しているとの明言を聞いたと述べた上で、「ウクライナにいる私たちは、あなた方と私たちの民との連帯を知っており、感じており、ウクライナ人はあなた方の支持に常に感謝し続けていく」と発言した。
同時に同氏は、オランダの同僚からは、ウクライナへの戦闘機F16供与のコミットメントは履行されるとの確認を得たと指摘した。さらに同氏は、双方は同イニシアティブと和平案「平和の公式」関連サミットの組織にその他の国を関与させるための行動を調整したとも伝えた。
なお、11月、オランダの議会選挙では、ウクライナ支援に懐疑的な極右政党の自由党が勝利していた。現在連立政権の成立が焦点となっている。