ゼレンシキー宇大統領、ジョンソン米下院議長等と電話会談 支援採択につき謝意伝達

ウクライナのゼレンシキー大統領は25日、米国議会下院のジョンソン議長と、上院のマコネル上院院内総務(共和党)とシューマー上院院内総務(民主党)と電話会談を行った。

ゼレンシキー大統領がテレグラム・チャンネルで報告した

ゼレンシキー氏は、両党の真の支援とウクライナ支援法成立における個々のリーダーシップにつき謝意を伝え、またバイデン米大統領と米国民全体に対する感謝も表明した。

また同氏は、前線の状況、防空システム「パトリオット」をはじめとする防空強化の必要性、長射程ミサイル「アタクムス」の有効性について伝えたと報告した。

大統領府の発表では、ゼレンシキー氏は、新しい防衛支援パッケージができるだけ早くウクライナに届くことが重要だと強調したと伝えた。

これに先立ち、米国のバイデン大統領は24日、約610億ドルの対ウクライナ支援を含む国家安全保障のニーズに追加予算をあてる法案H.R.815に署名し、法案を成立させていた

写真:大統領府