ウクライナ、23日からコロナ感染危険度「黄」に移行 感染件数増加

ウクライナでは、新型コロナウイルス感染件数の増加を受け、9月23日から、感染危険度が「緑」から「黄」に移行する。

ウクライナ保健省広報室が伝えた

同移行は、国家技術環境安全・非常状況委員会が21日に決定したもの。

危険度「黄」になることで以下のことが禁止される。

・建物あるいは敷地にて4平方メートル内に1人以上の参加者の大規模行事の開催。

・映画館やその他の文化施設における入場者数が席数50%を超過すること。

・スポーツジムやフィットネスクラブにて入場者数が10平方メートル内に1人以上となること。

教育施設が運営可能な条件は以下のとおり。

・幼稚園及び初等教育1〜4年生は通常運営。

・5〜12年生及びその他教育施設には特別な条件が要求される。通常運営を行うためには、教育施設側の職員の80%以上が少なくとも一回はワクチン接種をしていなければならない。

同時に、「黄」期間は、ワクチン接種をすでにしている者に対しては、制限が緩和される。参加者(訪問者)と行事運営者、施設従業員・職員が全員ワクチン接種を済ませている場合は、「黄」レベルの制限は適用されない。