米国、ウクライナを「非常に高いコロナ感染レベル」に指定
米国疾病予防管理センター(CDC)は、新型コロナ感染症(COVID-19)感染リスクが最も高い水準(レベル4)の国のリストにウクライナを加えた。
26日、米CNNが報じた。
報道によれば、ウクライナは今週、CDCの定めるレベル3(感染リスクの高い水準)からレベル4(感染リスクの非常に高い水準)の国のリストに上げられたという。
CDCの基準では、ある国で過去28日間で10万人中のコロナ感染者件数が500以上記録された場合、その国は最も感染レベルの高い「レベル4」に認定される。
CDCは、米国民に対して、ウクライナへの渡航を控えるよう呼びかけており、「もしあなたのウクライナへの渡航が不可欠であるなら、渡航前に完全にワクチン接種を済ませることを確認してください。ウクライナの現状では、完全に接種していた場合でも、渡航者はCOVID-19種への感染・拡散のリスクにさらされる可能性があります」と警告している。
なお、CDCは、10月25日時点で、77か国をレベル4に指定している。
10月26日、ウクライナ保健省は、ウクライナ国内の前日の新型コロナウイルス感染(COVID-19)新規確認事例を1万9120件、死亡事例を734件と発表していた。