ウクライナのコロナ感染数は減少傾向になっている=保健相

ウクライナのリャシュコ保健相は、ウクライナの新型コロナウイルスへの感染状況はピークを越えたと述べた。

19日、リャシュコ保健相が最高会議(国会)でのブリーフィング時に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

リャシュコ氏は、「私たちは、2週間連続で事例数、入院数の減少を目にしている。今日は、例えば、回復者数が感染者数より多かった。これはウクライナが感染のピークを越えたことを示す肯定的な傾向であり、私たちは、減少傾向を期待している。同時に。私たちは、欧州地域、特に欧州連合(EU)加盟国の感染状況を分析している。私たちは、その国々では事例数の急増を目にしている。そのため、短期間で再び感染爆発が生じる潜在的可能性は排除していない」と発言した。

同氏は、ウクライナでは、少なくとも一回コロナワクチン接種をした人の数が約40%となっているが、しかしこの数は70%に達しなければいけないと伝えた。また、ウクライナにあるワクチンの数は十分だと指摘した。