ロシアによりクリミアへ連れ去られていたウクライナ児童7人、ヘルソン州政府管理地域へ帰還
写真
ウクライナ南部ヘルソン州行政府は24日、ロシアにより占領下にあるクリミアのイェウパトリヤから、以前にロシア軍により連れ去られていたヘルソン州児童を同州へ帰還させることができたと発表した。
ヘルソン州行政府がテレグラム・チャンネルで伝えた。
発表には、「約半年親族と離れ離れにされていたヘルソン州の7名の児童が、敵から解放済みの自分の故郷にようやく到着した。
児童たちは昨年10月にロシア占領政権によって被占領下クリミアのイェウパトリヤに「健康回復」を名目に児童キャンプ場へと強制的に連れて行かれていたという。
行政府は、子供達は慈善団体「セーブ・ウクライナ」のボランティアたちのおかげで帰還させることができたと伝えた。
なお3月23日にも、人権問題オンブズマンが2名の児童を被占領からウクライナ政府管理地域へと帰還させることができたと発表していた。