ウクライナ南部オデーサ州で絶滅危惧種のイモリの死骸が大量に見つかる
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ウクライナ南部オデーサ州の国立トゥズリ潟湖公園にて、海側から多くのイモリの死骸が流れ着いた。
生物学博士のイヴァン・ルセウ氏がフェイスブック・アカウントで報告した。
ルセウ氏は、「私たちの職員ナタリヤ・ブルセンツォヴァ氏とオレーナ・スタロヴェロヴァ氏は昨日、ドニプロ川から流れ着いた生きてたり死んでいたりする動物を確認した。絶滅危惧ブックに掲載されているイモリだ(種類は今後確認される)。私たちの国立トゥズリ潟湖には、このイモリは棲息していない」と書き込んだ。
また同氏は、見つかったイモリの大半は死んでいると伝えた。また、他にも、様々な種類のカエルも見つかったと報告した。
同氏は、「これらのまだ生きているイモリやカエルは、ウミドリ、ウミウ、サギ、陸上肉食哺乳類の餌となっている。私たちの公園の敷地内の海岸に現れたものの数は数万に上る」と説明した。
写真:国立トゥズリ潟湖公園