キーウで事故死のウクライナ軍航空機操縦士の告別式開催
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29日、キーウ市内で、航空機の衝突事故で死亡したウクライナ軍航空機操縦士のアンドリー・ピリシチコウ氏(コードネーム「ジュース」)の告別式が行われた。
告別式は、ウクライナ・ギリシャ・カトリック教会のキリスト復活総大司教聖堂で開催された。ウクルインフォルムの記者が伝えた。
告別式には、数百の軍人、民間人が訪れた。
写真:イェウヘン・コテンコ/ウクルインフォルム
アンドリー・ピリシチコウ氏は、第40戦術航空旅団の操縦士だった。出身は東部ハルキウ市で、8年間にわたり、操縦士を務めた。ロシアによる全面侵略が始まると、キーウやその他の地域の防衛戦に参加し、500時間以上の飛行を行なった。
同氏は、戦闘機F16のウクライナへの供与問題に関するものをはじめ、欧米の報道機関の取材を積極的に受けていた。
これに先立ち、25日、ウクライナ中部ジトーミル州にて、2機の練習機L39が衝突し、ピリシチコウ氏を含む3名の軍航空機操縦士が死亡していた。