ショルツ独首相「プーチンはこの戦争に勝たない」
ウクルインフォルム
ドイツのショルツ首相は24日、ロシアのプーチン大統領がウクライナに対して、大陸に75年以上なかった戦争を開始したが、彼がその戦争に勝つことはない、と発言した。
ショルツ首相が国民向けメッセージにて発言した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。
ショルツ氏は、「今のところ、私たちは戦争の始まりを心配している。それは、75年以上欧州になかったものだ」と発言した。
同氏は、プーチン露大統領のウクライナに対して始めた戦争は、決して正当化し得ないものだと強調した。同氏はさらに、大国が小国の頭越しに決定を下していた時代に戻ることはできないのだと発言した。
そして、「その主権の侵害を私たちは受け入れない」とし、ロシア経済にとって重い足枷となり、侵略者が払う代償となる厳しい経済制裁が科されることを喚起した。
同氏は、西側は戦争の前にプーチン氏にずっと警告をしてきたとし、たった1週間前にモスクワにて戦争は大きな誤りだと何時間も話したと伝え、しかしプーチン氏は全ての警告を無視したとし、「ロシアの人々ではなく、彼一人がこの戦争に罪がある、彼一人が責任を負うのだ、この戦争は、プーチンの戦争だ。しかし、プーチンは勝たない!」と強調した。