ウクライナ国防相「ロシアは空挺を含む次の攻撃の準備をしている」
レズニコウ国防相がフェイスブック・アカウントにて伝えた。
レズニコウ氏は、「16時間以上、ウクライナはロシア占領者に反撃を加えている。軍、警護隊、国境警備隊、救急隊員、その他の治安・国防関係機関の退院は、英雄的に防衛を維持している。抵抗には、徐々に民全体が加わっている。数千の国民がもう領域防衛部隊に加わった」と発言した。
同氏はまた、ルハンシク州、スーミ州、そしてキーウ(キエフ)市から北にて困難な戦闘が続いているとし、また南部も困難な情勢だと伝えた。
同時に、同氏は、「しかしながら敵はこのような抵抗を予期していなかった。ハルキウ市周辺でも敵を制止した。東部の多くの地点で、制止し、撃退した。ロシア占領者はすでに投降している」と発言した。
その上で同氏は、クレムリンは、空挺を含む更なる一連の攻撃の波を用意していると述べつつ、「しかし、私たちの軍は、迎え撃つ準備ができている。私たちは、パートナーからもらった最新兵器を積極的に使っている。その数は増える一方だ。世界は、制裁を発動し始めた。ロシアでは、反戦運動が始まった。明日にも、ロシア人は、プーチンの錯乱の代償を知ることになる。私たちは、自分の大地におり、退却はしない。そして、必ず勝利する!」と強調した。
これに先立ち、ロシア連邦のプーチン露大統領は24日、ドンバス保護を目的とした特別軍事作戦実施に関する決定を採択。同日午前4時頃、ロシアがウクライナに対する攻撃を行い、戦争を開始した。
ゼレンシキー大統領は、ドネツィク州ではウクライナ軍は素晴らしい活躍をしたが、ハルキウ方面と南部方面では困難な戦闘が行われていると報告した。また、ゼレンシキー氏は、「誰も、ウクライナ人に国の自由と独立を明け渡すことを説得したり矯正したりすることはできない」と強調した。
ウクライナ外務省は、プーチン露大統領の侵略を止めることができるのは、団結した断固とした行動だけだとし、国際社会に速やかに新たな制裁パッケージを発動するよう呼びかけた。
ウクライナ保健省は24日、同日朝にロシアがウクライナに対して開始した更なる侵攻により、ウクライナ国民57名が死亡、169名が負傷したと伝えた。