ゼレンシキー宇大統領、キーウ市にロシアの工作員グループが侵入したと報告
ウクルインフォルム
ゼレンシキー大統領は25日、前日からウクライナへの侵攻を開始したロシアの工作員グループがキーウ市に侵入したと報告した。
ゼレンシキー大統領が25日未明に公開した国民向けメッセージの中で発言した。
ゼレンシキー氏は、「キーウに敵の工作員グループが侵入した。そのため、キーウ市民には、気をつけて、夜間外出禁止令のルールを守るようお願いする」と発言した。
同氏はまた、24日、ウクライナ軍は、攻撃を受けたウクライナのほぼ全土を守ることができたと述べ、「敵が占拠したものを奪還している。例えば、キーウ隣接のホストメリだ。これにより首都はより多くの確信を得ている。最新情報では、私たちは今日、137名の英雄、ウクライナ国民を失った。軍人と民間人だ」と伝えた。
また、ロシアのズミーニー島侵攻で亡くなったウクライナ国境警備隊員たちへの追悼を表明した。ゼレンシキー氏は、「私たちのズミーニー島では、島を最後まで守りながら、全ての国境警備隊隊員が英雄的に死亡した。しかし、屈しなかった。彼ら皆、死後ウクライナの英雄の称号が付与される」と伝えた。
さらに同氏は、自身は、政権運営の仕事のために不可欠な人々皆と共に官庁街に残っていると伝えた。
同氏は、「私たちが有している情報によれば、敵は、私を第一目的に定めたという。私の家族が第二だ。彼らは、国家元首を殲滅することで、ウクライナを政治的に破滅させたがっている」と発言した。