米欧がプーチン氏個人への制裁発動
ウクルインフォルム
25日、米EUなどがウクライナへの侵攻を決定・開始したプーチン露大統領個人への経済制裁発動を発表した。
米国は、米財務省公式ウェブサイトにて制裁リストを公開した。
制裁対象となったのは、今回のロシアによるウクライナに対する新たな違法侵攻に「直接の責任」を負っているプーチン露大統領とラヴロフ同国外相。その他、ロシアの国家安全保障会議のメンバー11名なども制裁対象となった。
EUは、ボレルEU上級代表が外務理事会の結果を記者会談で報告した。ウクルンフォルムの特派員が伝えた。
ボレル氏は、「私たちは、プーチン大統領とラヴロフ氏をリストに加えた」と発言した。また、国家院議員と国家安全保障会議のメンバーはすでに制裁リストに加えられていると喚起した。
その他、カナダのトルドー首相もまた、記者会見にて、プーチン露大統領とラヴロフ露外相を制裁に加えたと発表した。トルドー氏は、「この者たちはウクライナにて生じている死と破壊に最大の責任を負っている」と述べた。また露大統領府長官も制裁対象になると伝えた。
さらにトルドー氏は、自身はロシアをSWIFTから遮断することを支持すると発言した。
英国の首相報道官は、同国もプーチン氏とラヴロフ氏を制裁対象に加えると伝えた。ミラー紙が報じた。
また同報道官は、ジョンソン首相は、各国首脳に速やかにロシアをSWIFTから遮断するよう呼びかけたと報告した。
加えて、オーストラリアは、ロシア国会議員339名、8名のプーチン露大統領に近しい資産家への制裁を近々発動する他、プーチン氏本人への制裁も検討しているという。NBCが報じた。