29、30日のウクライナ各地情勢

29、30日のウクライナ各地情勢

ウクルインフォルム
ロシアからの侵略の続くウクライナでは、29日夜から30日の朝にかけて、各地で空襲警報が確認された。ただし大半の地域では、ロシア軍による攻撃は確認されていない。

ウクライナ各州行政府の情報をまとめた30日8時時点の報告書に書かれている。

夜間平穏だったのは、ザカルパッチャ州、リウネ州、リヴィウ州、イヴァノ=フランキウシク州、オデーサ州、テルノーピリ州、ザポリッジャ州、チェルニウツィー州、ヴィンニツャ州、キロヴォフラード州、ポルタヴァ州、ジトーミル州、チェルカーシ州、スーミ州、ドニプロペトロウシク州。

ミコライウ州:夜間相対的に平穏。ミコライウ市のミサイル攻撃後の救助作業が続く。州内一部自治体では電気とガスの供給が停止したまま。

ヘルソン州:大きな爆発が聞かれる。州内複数地区で銃撃が続く。最も被害が出ているのは、ベリスラウ地区とカホウカ地区。地元住民は、インフラや住宅の破壊を報告している。民間人の中には、死傷者が出ている。情報確認中。

フメリニツィキー州:夜間、ロシア軍は3回産業施設を攻撃。火災はすでに国家非常事態庁が鎮火。被害者情報は確認中。

キーウ(キエフ)州:ブチャ地区で戦闘。ホストメリ、ドミトリウカ、ブチャ、マカリウで敵の攻撃あり。イルピンへの攻撃もあり。ジトミール幹線沿いの自治体では、銃撃、戦闘あり。破壊と被害者の情報は確認中。

チェルニヒウ州:夜間、ロシア軍がチェルニヒウへ強力な砲撃。被害者・破壊情報は確認中。

ハルキウ州:ハルキウでは敵が夜間に市内地区を遠距離兵器で砲撃。イジューム方面で戦闘継続。ウクライナ軍は、戦闘機と無人機を撃墜。

ルハンシク州:火砲砲撃と空爆が全ての町に対して行われている。ウクライナ軍は、4回の襲撃を撃退。重度の破壊があり、火災が生じている。クレミンナ周辺では、草原で火災が生じている。朝は、ロシア軍がリシチャンシクをミサイル攻撃。被害者数・破壊はまだ不明。

ドネツィク州:夜間、ロシア軍はアウジーウカ、マルインカ、クラスノホリウカへ強力な攻撃を実施。朝は、ノヴォミハイリウカとマルインカを空爆。マルインカ軍事民間行政府の管轄自治体で、7時ごろ、敵が砲撃を開始した。かなりの破壊がアウジーウカでも確認されている。被害者数は確定中。マリウポリは、引き続き包囲されており、市街戦が展開されている。同市には、10万人以上の住民がいる。


Let’s get started read our news at facebook messenger > > > Click here for subscribe

トピック

ウクルインフォルム

インターネット上の全ての掲載物の引用・使用に際しては、検索システムに対してオープンであり、ukrinform.jpの第一段落より上部へのハイパーリンクが義務付けてられています。また、外国報道機関の記事の翻訳を引用する場合は、ukrinform.jp及びその外国報道機関のウェブサイトにハイパーリンクを貼り付ける場合のみ可能です。「宣伝」のマークあるいは免責事項のある記事については、該当記事は1996年7月3日付第270/96-BPウクライナ法「宣伝」法第9条3項及び2023年3月31日付第2849ー9ウクライナ法「メディア」の該当部分に従った上で、合意/会計を根拠に掲載されています。

© 2015-2024 Ukrinform. All rights reserved.

Website design Studio Laconica

詳細検索詳細検索を隠す
期間別:
-