ロシア占領者は、マリウポリの劇場の瓦礫と遺体を片付けている=市当局関係者
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ウクルインフォルム
マリウポリ市長顧問のアンドリュシチェンコ氏は23日、マリウポリでは現在、ロシア占領政権がロシア軍の自らの空爆により崩落した劇場の瓦礫を撤去しており、民間人の遺体を片付けていると伝えた。
アンドリュシチェンコ氏がテレグラム・チャンネルにて伝えた。
アンドリュシチェンコ氏は、「占領者たちは、マリウポリ中央の『清掃』を続けている。現在は、劇場の瓦礫の撤去をしている。撤去プロセスにて、占領者は見つけた遺体をプラスチックの袋に詰め、トラクターとトラックにて、ニコポリ幹線の産業地区の集積所まで運んでいる。それから、増えてきたら、(編集注:マリウポリ市から西の)マンフシュ村へ運び、300メートルの溝に投げ落とすのだ」と書き込んだ。
同氏はまた、このマリウポリ市民の遺体の「清掃」作業には、命令を受けた通称「DPR医療衛生班」だけが関わっているとし、マリウポリ市民は類似の作業への参加は断っていると伝えた。
これに先立ち、アンドリュシチェンコ氏は、ロシア軍がマリウポリ近郊の自治体にマリウポリ市民の遺体を埋めるための集団墓地を複数作っていると報告していた。