オデーサ州へのミサイル攻撃、集合住宅や休暇施設に着弾 死者20名以上

オデーサ州へのミサイル攻撃、集合住宅や休暇施設に着弾 死者20名以上

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1日未明、ロシア軍はオデーサ州の複数地点にミサイル攻撃を行った。ビルホロド=ドニストロウシキー地区の集合住宅への着弾では、朝の時点で18名が死亡、30名が負傷、また休暇施設への着弾では、3名が死亡、1名が負傷した。

オデーサ州軍行政府長官報道官のブラッチューク氏は、テレグラム・チャンネルにて、1日未明に黒海側から爆撃機によるオデーサ州に対するミサイル攻撃が行われ、1発はビルホロド=ドニストロウシキーの9階建ての集合住宅に、もう1発は同地区の休暇施設に着弾したと伝えた

マルチェンコ・オデーサ州軍行政府長官は、テレグラム・チャンネルにて、1日未明にビルホロド=ドニストロウシキーの9階建て集合住宅への着弾の犠牲者は、同日9時時点で死者18人(内児童2人)、病院への搬送者31人(内4名児童、妊娠した女性1名)だと発表した。また、8名が治療を要請し、さらに8名が瓦礫の下にいる(内児童3名)だと伝えた

さらに、マルチェンコ氏は、同攻撃は爆撃機Tu-22による黒海方面からのもので、空対艦ミサイルKh-22により行われたものだと伝えた。

ビルホロド=ドニストロウシキーのミサイルの着弾した9階建て集合住宅 写真:国家非常事態庁(フェイスブック

また、ブラッチューク報道官は、同日6時時点で、休暇施設への着弾の犠牲者は、死者3名(内1名児童)、1名が病院搬送だと発表、建物が破壊されたと伝えた

動画:国家非常事態庁(フェイスブック)

さらにブラッチューク報道官は、8時22分時点で、夜間のオデーサ州の3回目のミサイル攻撃がさらに別の休暇施設に着弾したとし、詳細は後ほど発表すると伝えている

なお、ブラッチューク・オデーサ州軍行政府長官報道官は、6月30日の時点で、テレグラム・チャンネルにて、同日2機のSu-35から3発のミサイルKh-31Dによりオデーサ州の黒海沿岸が攻撃されたが、「成功していない」と発表していた。同時に、同氏は、「私たちは、ロシアのミサイル攻撃の確率が高くなっていることを喚起する」と警告していた。

トップ写真:国家非常事態庁(フェイスブック)


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