ロシア軍のウクライナ各地攻撃の状況まとめ

ロシア軍のウクライナ各地攻撃の状況まとめ

ウクルインフォルム
ロシア連邦軍は、引き続きウクライナ各地への攻撃を続けている。ハルキウ市では13日未明、防空システムが作動、敵ミサイルを撃墜した。

13日8時時点のウクライナ各州軍行政府の情報にもとづく報告書の概要は以下のとおり。

ドネツィク州(東部):ロシア軍は、アウジーウカ、クラスノホリウカ、トレツィク、バフムートを砲撃。13日朝、ロシア軍のミサイルがコスチャンティニウカ、クラマトルシク、ニュー・ヨルクに着弾。住宅、インフラが破壊された。過去24時間の州内の民間人死者は4名、負傷者は8名。

ドニプロペトロウシク州(南部):ウクライナ軍は夜間、ニコポリ地区にて敵の無人機を2機撃墜。また、ロシア軍はニコポリ地区のニコポリ、チェルヴォノフリホリウカ共同体、ミロヴェ共同体へと多連装ロケットシステムで砲撃。ミロヴェ共同体では社会インフラ施設が、チェルヴォノフリホリウカ共同体では電線が損傷。数千人が停電被害を受けている。負傷者なし。

ハルキウ州(東部):夜間、ハルキウ市で防空システム作動。犠牲者なし。ロシア軍は、多連装ロケットシステムで市内インドゥストリアリニー地区を攻撃、5名負傷。また、ロシア軍は、州内のハルキウ地区、ボホドゥヒウ地区、イジューム地区を砲撃。民間住宅、商業施設が破壊され、火災が発生。ゾロチウ共同体では1名が負傷、デルハチ共同体のスラティネ町では2名が負傷、イジューム地区では3名負傷。スラティネにて死者1名。

ルハンシク州(東部):ロシア軍は、航空機と火砲により、行政境界線上の自治体、ヴェルフニョカムヤンシキーとビロホリウカを攻撃。過去24時間で、ミサイル攻撃4回、空爆2回、火砲砲撃13回。敵の工作諜報グループの活動が活発化。いわゆる「シェヴェロドネツィク検察」の「長官」に、元弁護士の反逆者サルキシャンが任命された。

ミコライウ州(南部):夜間、ロシア軍はノヴォオレクサンドリウカ周辺を砲撃。今朝、シローケを砲撃。コンタクト・ライン沿いのベレズネフヴァテ共同体の自治体への砲撃が続いている。朝、ベレズネフヴァテ町が砲撃を受けた。

ヘルソン州(南部):州内情勢は引き続き緊迫。ノヴァ・カホウカの爆発で、多くのインフラ施設、住宅が損傷した。ミサイルや弾薬はじめ、敵の機材の多くが破壊された。州内各地区で砲撃・爆発が続いている。ベリスラウ地区の戦闘で、死傷者が出ている。ロシア占領者による住民の拉致の報告が続いている。ヘルソン市内では、ロシアのパトロール警察の数が増えた。

その他の州は相対的に平穏だった。


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