「ロシアとの協議はウクライナのパートナー国が参加した場合のみ可能」=レズニコウ宇国防相
ウクルインフォルム
ウクライナのレズニコウ国防相は、ウクライナとロシアとの協議は、ウクライナのパートナー国も席に着く場合のみ可能だとの見方を示した。
レズニコウ国防相がウクラインシカ・プラウダ通信へのインタビュー時に発言した。
レズニコウ氏は、「(いわゆる)『住民投票』が行われた場合、私たちは、以降、一切の協議なるもについて話さない。協議がなくなるのだから、何らかの協議上の立場に評価を与えることには意味がなくなる。しかし、私は言いたいのだが、ロシア人との協議のためのチャンスが可能となるのは、私たちのパートナーたちが席に着くという条件下においてのみである。なぜなら、ロシア人と話をして、『ミンスク3』を得ることには、全く意味がないからだ」と発言した。
なお、ウクライナとロシアの代表団による対面式の和平協議は、3月、イスタンブルに行われたものが最後となっている。
ウクライナのポドリャク大統領府長官顧問は、ウクライナにおいてロシアが多くの戦争犯罪を行ったことから、イスタンブルでウクライナが提示した通称「イスタンブル・コミュニケ」へと立ち戻ることはもはや不可能だとの見方を示している。