ゼレンシキー宇大統領、欧州諸国首脳とウクライナへの戦闘機訓練・供与につき協議

ゼレンシキー宇大統領、欧州諸国首脳とウクライナへの戦闘機訓練・供与につき協議

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ウクライナのゼレンシキー大統領は1日、キシナウにて欧州諸国の首脳とともに、ウクライナへの西側戦闘機の供与に向けて連携する国のグループ「戦闘機連合」の創設に関する公式決定に向けた作業につき協議を行った。

ウクライナ大統領府広報室が公表した

発表には、「欧州政治共同体首脳会議出席のためのモルドバ訪問時、ゼレンシキー宇大統領は、欧州諸国首脳と戦闘機連合の一環で非公式会合を開いた」と書かれている。

会合に参加したのは、スナク英首相、ルッテ蘭首相、モラヴィエツキ・ポーランド首相、フレデリクセン・デンマーク首相、クリステルソン・スウェーデン首相、ドゥ=クロー・ベルギー首相だったという。

発表によれば、首脳たちは、ウクライナ軍の航空機操縦士のF16やその他の型の戦闘機の訓練開始に関する実際面の問題につき協議し、近々同プロセスを始めることで合意した。

また、出席者は、将来の航空機供与や供与される航空機に必要なインフラの設置についても話し合った。

さらに、発表には、「ウクライナ大統領と欧州の首脳は、次期ラムシュタイン会合(編集注:ウクライナ防衛問題コンタクトグループ会合)での戦闘機連合『ウクライナの天空の盾』創設に関する公式決定の作業を、米国側との今後の協議の後に継続することで合意した」と書かれている。

ゼレンシキー氏はまた、会合時に、ロシアからのミサイル攻撃が強まっていることを受けて、防空システム「パトリオット」の連合も形成する必要があると提起した。

その他ゼレンシキー氏は、F16は米国の戦闘機であり、米国が主要な役割を果たすことが非常に重要だともコメントし、近々、米国のリーダーシップで戦闘機連合の創設が実現できるだろうとの確信を示した。


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