ロシア軍ミサイル、ウクライナ南部のドニプロに着弾
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ウクルインフォルム
ウクライナへの侵略戦争を続けるロシア軍は28日、同国南部ドニプロをミサイルで攻撃した。ゼレンシキー宇大統領は、集合住宅と保安庁(SBU)建物への着弾を報告した。
ゼレンシキー大統領がフェイスブック・アカウントにて動画を公開した。
その際ゼレンシキー氏は、「私たちの人々への侵略とテロについて完全な罰をロシアに追わせるべくあらゆることを行う。その卑怯者たちは責任を負う。正義のためにあらゆることを行う」と書き込んだ。
また同氏は、全ての関係当局が現場で対応し、人々の支援をしていると伝えた。
リサク・ドニプロペトロウシク州軍行政府長官は、テレグラム・チャンネルにて、ミサイルは行政庁舎にも着弾したと報告した。
リサク氏は、「ロシアの人間ならざる者たちがドニプロをミサイルで攻撃した。集合住宅を狙った…。そして行政庁舎も攻撃した。火災が発生した。100平方メートルにわたり火が回った」と伝えた。
暫定情報では、3名の負傷者が出ているという。
国家非常事態庁は、テレグラム・チャンネルにて、救助隊員がドニプロ市へのミサイル着弾の被害の除去に向けて活動していると伝えた。
同庁は、新築12回建て集合住宅の上部数階が損傷したとし、また行政庁舎にも火災が発生したところ鎮火されたと伝えた。