ウクライナは国産武器をどのように使うかにつき誰かに尋ねることはしない=ダニーロウ宇安保会議書記
ウクルインフォルム
ウクライナのダニーロウ国家安全保障国防会議(NSDC)書記は1日、ウクライナは自国で製造している武器については、侵略国を倒すために、自分たちが必要だと思う場所で使っていくと発言した。
ダニーロウNSDC書記がテレビ番組「統一ニュース」出演時に、ロシア領内での無人機攻撃にコメントする形で発言した。
ダニーロウ氏は、「私たちは、そのテロリストたちが私たちの国を去るまでは、彼らに平穏を与えることはない。私たちは、私たちの国にて、自分たちが必要だと思う場所で侵略国を倒すために製造されている武器については、どのように使うかについて誰かに尋ねることはしない。モスクワであろうが、サンクトペテルブルクであろうが、別の自治体であろうがだ。それについての許可を私たちは誰かに尋ねたりはしない。私たちが必要だと思うように行動するのは、私たちのことである。なぜなら、私たちには勝利が必要だからだ。そして、私たちの領土でのみ全てのことが生じるということにはならない」と強調した。
記者から、無人機攻撃は、どうしてロシアの3つの省の入っているビジネスセンター「モスクワ=シチ」に対して行われたのか、と問われると、ダニーロウ氏は、そこには象徴性があると指摘した。同氏は、「あなたは、これが『象徴の戦争』でもあることはご存知だろう。巡洋艦『モスクワ』のことがあり、今は『モスクワ=シチ』だ。私たちの国民を殺すという決定を採択するクズどものいるモスクワ市に関係するあらゆるものは、現在ある形では存在しなくなる」と発言した。