ロシア軍、ウクライナ北部チェルニヒウをミサイルで攻撃 死者6名、負傷者36名
ゼレンシキー宇大統領は、ソーシャルメディア「X」アカウントで、ミサイル着弾後のチェルニヒウの様子を写した動画を公開した。
ゼレンシキー氏は、「これがテロ国家の隣で暮らすことが意味することだ。これが私たちが世界をまとめて対峙ししているものだ」と書き込んだ。
また同氏は、「今日、ロシアのミサイルはチェルニヒウの中心部に着弾した。広場、大学、劇場。ロシアは、普通の土曜日を、痛みと喪失の日に変えたのだ。死傷者が出ている。愛する人を失った全ての人に哀悼を捧げる」と伝えた。
This is what it means to live next to a terrorist state. This is what we are uniting the entire world against.
— Володимир Зеленський (@ZelenskyyUa) August 19, 2023
Today, a Russian missile hit the heart of Chernihiv. A square, a university, and a theater. Russia turned an ordinary Saturday into a day of pain and loss. There are… pic.twitter.com/AMgXCVfR7h
さらに同氏は、世界に対して、ロシアのテロに対峙するよう呼びかけ、「ウクライナに命を守るための追加品を供与して欲しい。命が勝つために、ロシアはこの戦争に負けねばならない」と強調した。
クリメンコ宇内務相は、テレビ番組「統一ニュース」出演時に、6歳の女児が病院で亡くなり、現時点で死者数は6人となっていると報告した。
クリメンコ氏は、「残念ながら、6人が亡くなった。5分前に、病院で6歳の女児が亡くなったとの情報が入った。彼女の母親も重体だ」と発言した。
また同氏は、現時点で36名が負傷したことが判明しており、彼らは病院に搬送されていると伝えた。その際同氏は、「彼らは皆、チェルニヒウ市の中央広場にいた、あるいは、近くの教会で果物の成聖を終えて歩いていた民間人だ」と伝えた。
また、警察官や、裁判所の警備員も負傷していると報告した。
同氏は、関係当局職員が今回の民間施設、民間人へのテロ攻撃を記録するために現場に到着しているとし、「このさらなるロシア連邦による戦争・テロ犯罪を記録するまで作業する。その情報が国際刑事裁判所の最終判決に咥えられるようにだ」と発言した。
また同氏は、ミサイルは、文化会館にも着弾し、近隣の多くの建物が損傷したと説明した。
写真・動画:内務省、国家非常事態庁(テレグラム)