クリミアはおそらく軍事的手段で解放することになる=ウクライナ安保会議書記

クリミアはおそらく軍事的手段で解放することになる=ウクライナ安保会議書記

ウクルインフォルム
ウクライナのダニーロウ国家安全保障国防会議(NSDC)書記は22日、ウクライナはクリミアを解放していくし、おそらく解放手段は軍事的なものになるだろうと発言した。

ダニーロウNSDC書記が8月23日に開催される第3回クリミア・プラットフォーム首脳会議の前に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

ダニーロウ氏は、「クリミアは私たちの領土の一部であり、私たちはそれを解放せねばならない。そして、私たちはそれを解放していく。おそらくは、それは軍事的手段で行われていくだろう。もし侵略国がその時までに、私たちの領土から出ていかねばならないことを気付かなければ、である。私たちに他の手段はない。クリミアに関するどのような他の場合も、それは状況の保存を意味し、戦争を私たちの子孫、子供たち、孫たちへ引き継ぐことを意味してしまうのだ」と発言した。

同氏はまた、ロシアはクリミアを支配している間、決して安心して暮らすことはできないと述べた。そして同氏は、「クリミアから同国を追放し、アゾフ海から同国を追い出すことで、私たちは、私たちの国が一定の期間、一定の安全の保証を得ることを理解することになるのだ。その他の案は、ただただ存在し得ない」との見方を示した。

さらに同氏は、クリミアの解放は時間だけの問題であるとしつつ、他方でそれは困難なものとなるとも発言した。その際同氏は、ウクライナは1991年国境の回復へとプラグマティックに向かっていく必要があるとしつつ、「1991年国境もまた私たちのプラグマティズムなのだ。もしそれがなければ、私たちの国の存在は常に脅威に晒され続けるということに注意を向けるべきだ」と発言した。

なお、8月23日、ウクライナは第3回クリミア・プラットフォーム首脳会議を開催する。


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