ロシア軍、ウクライナを自爆型無人機で攻撃 オデーサ州で穀物庫等損傷
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ウクルインフォルム
ウクライナへの全面侵略戦争を続けるロシア軍は、23日未明自爆型無人機「シャヘド136/131」でウクライナを攻撃した。南部オデーサ州では、製造・積替施設に着弾があり、穀物庫が損傷した。
キペル・オデーサ州軍行政府長官がテレグラム・チャンネルで伝えた。
キペル氏は、「本日未明、ロシアテロ軍が3時間にわたり、オデーサ州南部を自爆型無人機で攻撃した。敵の標的は、地域の民間インフラだ」と書き込んだ。
同氏はまた、防空舞台はシャヘドを9機撃墜したとしつつ、「残念ながら、製造・積替コンプレクスに着弾があり、700平方メートルにわたり火災が生じた。朝6時時点で、鎮火されている。損傷の中には、穀物庫も含まれる」と伝えた。
関連当局が現場で活動しているとのこと。また、民間人に犠牲者は出ていないと伝えられた。
ウクライナ空軍は、テレグラム・チャンネルにて、23日未明のロシア軍が放った自爆型無人機「シャヘド136/131」を11機撃墜したと発表した。
発表によれば、23日未明、ロシア軍は南部(チャウダ(クリミア)方面)・東部(プリモルスコ・アフタルスク方面)方面から自爆型無人機「シャヘド136/131」を最大20機発射したという。
これに対して、ウクライナ空軍はその他の防衛戦力の防空部隊と連携して、敵の無人機を計11機撃墜したと書かれている。その内、9機はオデーサ州で、2機はザポリッジャ州で撃墜したとのこと。
写真:セルヒー・ブラッチューク・オデーサ州軍行政府長官顧問(テレグラム)