ロシアの無人機がルーマニア領に落下=ウクライナ外務省
写真
ウクルインフォルム
ウクライナのニコレンコ外務報道官は4日、同日未明のロシア軍によるウクライナ南部オデーサ州への自爆型無人機を用いた大規模攻撃の際に、無人機がルーマニア領に墜落し、爆発したと報告した。
ニコレンコ外務報道官がフェイスブック・アカウントにて伝えた。
ニコレンコ氏は、「ウクライナ国境警備庁の情報によれば、本日未明、イズマイル港方面でのロシアの大規模攻撃の際に、ロシアの『シャヘド』がルーマニア領に落下し、爆発した」と書き込んだ。
同氏はまた、これはロシアのミサイルテロがウクライナの安全だけでなく、隣国、とりわけ北大西洋条約機構(NATO)加盟国の安全にも多大な脅威をもたらしていることを改めて確認するものだと指摘した。
そして同氏は、「私たちは、パートナー国に対して、ウクライナおよび近隣諸国のインフラの防衛を強化する、最新のミサイル防衛、防空システム、並びに戦闘機のウクライナへの追加提供を加速するよう要請している」と強調した。
これに先立ち、ウクライナへの全面侵略戦争を続けるロシア軍は、4日未明にウクライナ南部を自爆型無人機で攻撃した。オデーサ州とドニプロペトロウシク州で民間施設への着弾が確認されている。