ロシア軍、ウクライナ南部・東部を砲撃　ヘルソン州で死傷者

ヘルソン市については、ヘルソン州軍行政府がテレグラム・チャンネルにて、ロシア軍の砲撃により、住民が３名死亡したと報告した。

行政府は、動画を公開した上で、「動画には、ロシア軍のヘルソン市ドニプロウシキー地区への砲撃の被害が写っている。敵は、榴弾砲で市場を砲撃した。砲撃により、売り場が壊され、薬局が損傷し、周りの建物の窓が割れた。４５歳の販売員が負傷した。彼女は中度の負傷で病院へ搬送された」と伝えた。

さらに同行政府は、「ロシア軍は再びヘルソン市ドニプロウシキー地区を砲撃。暫定情報では、負傷により男性２名、女性１名が死亡した。さらに３名が負傷。彼らは病院に搬送された」と報告した。

その他、プロクジン・ヘルソン州軍行政府長官は、テレグラム・チャンネルにて、同日同州のベリスラウにもロシア軍の空爆があり、死傷者が出たと伝えた。

プロクジン氏は、「朝からロシアの航空機がベリスラウを攻撃。占領者は同市に４弾の航空爆弾を投下した」と伝え、住民１名が死亡、数名が負傷、住宅が破壊されたと報告した。

東部ドネツィク州では、モロズ州軍行政府長官代行がフェイスブック・アカウントにて、同日夜、同州アウジーウカに対してロシア軍がミサイルで攻撃し、５階建て酒豪住宅に着弾したと報告した。

モロズ氏は、「ロシア軍はアウジーウカの建物をさらに１軒破壊した。今夜、彼らは市を航空ミサイルで攻撃。５階建て集合住宅を狙った。暫定情報では、誰も死傷していない。建物は現在、アウジーウカ全体同様、実質的に居住に適していない」と書き込んだ。