特殊作戦でロシア占領地からウクライナ軍人2名の救出に成功
ウクルインフォルム
ウクライナ海軍は、情報総局と協力して、ウクライナ空挺強襲軍の軍人2名を被占領地から救出させることに成功した。
海軍がフェイスブック・アカウントにて伝えた。
発表には、数週間前に、海軍情報局が情報源から、ロシアの全面侵攻初期から2名の空挺兵が一時的被占領地にいるとの情報を得たと書かれている。両名は、ロシア軍との戦闘に参加し、重傷を負い、自力でウクライナ政府管理地域まで脱出することができなかったという。
これまでの期間、両名はロシア占領地において地元住民の助けを受けて隠れ続けていたのだという。
この度、両軍人の救出を目的とする特殊作戦を遂行する決定が下され、海軍特殊部隊「アンヘリ」が作戦の準備と遂行を担ったと書かれている。
短期間で作戦の立案が行われ、遂行にはウクライナ空挺強襲軍司令官も参加。空挺強襲軍の部隊は、グループの脱出時の攻撃支援を担ったという。
数日間の努力の結果、1年半以上にわたり被占領地に滞在し続けていた両軍人は、無事にウクライナ政府管理地域へと連れ出すことができたと報告されている。