ウクライナ軍、クリミアの露軍揚陸艦をミサイルで攻撃
オレシチューク空軍司令官がテレグラム・チャンネルで伝えた。
オレシチューク氏は、「ロシアの艦隊はさらに縮小している! ロシア連邦黒海艦隊のフリゲート、巡洋艦『モスクワ』の後に続いて、今回は、大型揚陸艦『ノヴォチェルカスク』だ」と書き込んだ。
その際同氏は、空軍の航空機操縦士とその他の関係者に対して「繊細な活動」につき謝意を伝えた。
また、ウクライナ空軍は、テレグラム・チャンネルにて、今回の攻撃の詳細を伝えた。
発表には、「12月26日2時30分頃、空軍戦術航空機がフェオドシヤ方面のロシア連邦黒海艦隊大型揚陸艦『ノヴォチェルカスク』を巡航ミサイルで攻撃した」と書かれている。
その他空軍は、25日18時30分から26日3時にかけて、ロシア軍は自爆型無人機を19機発射し、ウクライナ防空戦力がその内13機を撃墜したと報告している。
また、ウクライナ軍南部司令部「ピウデン」のフメニューク合同調整報道センター長は、今回の「ノヴォチェルカスク」への攻撃につき、テレビ番組「統一ニュース」出演時にコメントした。
記者から、「ノヴォチェルカスク」破壊に関する状況について聞かれると、フメニューク氏は、「当然、華やか、爆発的に華やかなもの、とでも言おうか。なぜなら、爆発は確かに強大であったし、燃焼は長時間続き、火災は大規模だったからだ。さらに確認された情報を待っている。なぜなら、戦闘行動の遂行は、事の半分だからだ。今後は、その結果に関して確実な情報の収集が行われねばならない。今のところ、それら全ては、視認のものだ」と発言した。
加えて同氏は、「あのように大きな爆発が艦船そのものの燃料や弾薬のみによるものでないことは明らかだ」とも指摘した。
さらに同氏は、「大型揚陸艦の特徴は、それらが現在敵によって、ほぼ常に運搬用、重要貨物の輸送用として用いられている点、他の手段では彼らが実現できないことを行っている点にある。彼らが著名なケルチ橋の使用や、その他の輸送・兵站ルートで問題を抱えていることは覚えているだろう」と指摘した。