露軍の大規模攻撃による死者30人、負傷者160人強=ウクライナ内務相
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ウクルインフォルム
ウクライナのクリメンコ内務相は、29日のロシア軍によるウクライナに対する大規模ミサイル攻撃により、死者30人、負傷者160人以上が判明していると発表した。
クリメンコ内務省がテレグラム・チャンネルで伝えた。
クリメンコ氏は、「現時点で、朝のロシアによるウクライナ領への大規模攻撃の結果として死者30人、負傷者160人以上が判明している」と書き込んだ。
同時に同氏は、国家非常事態庁の職員が53人以上を救出し、とりわけ8人が瓦礫の下から助け出されたと報告した。
ドニプロの被害 写真:ミコラ・ムヤクシコウ/ウクルインフォルム
リヴィウの被害 写真:アナスタシヤ・スモリイェンコ/ウクルインフォルム
キーウ市スヴャトシンシキー地区の被害 写真:ルスラン・カニュカ/ウクルインフォルム
ザポリッジャの被害 写真:ドミトロー・スモリイェンコ/ウクルインフォルム
これに先立ち、全面侵略を続けるロシア軍の29日未明から朝にかけてウクライナに対して大規模なミサイル攻撃を行った。キーウ、ドニプロ、ハルキウ、ザポリッジャなどで死傷者が出ている。キーウの死者は、現時点までにすでに9人となっている。