ウクライナ情報機関、ロシア領ベルゴロド州での特殊作戦実施を報告
ウクルインフォルム
ウクライナ国防省傘下情報総局は、ロシア領内ベルゴロド州へ情報機関職員が襲撃する際の動画を公開した。
情報総局がフェイスブック・アカウントに動画を掲載した。
発表には、「ロシア人からの工作事例が頻発化しており、国境付近の自治体に暮らし、侵略者の攻撃に苦しんでいるウクライナ市民を守るため、ウクライナ国防省情報総局の戦士たちは、一連の特別行動を実現した」と書かれている。
獲得した情報によれば、ロシア領ベルゴロド州グライヴォロン地区のロシアの陣地に、兵員の不満とクレームを受けて、ロシア軍司令部が視察を予定していたという。
ロシアの「視察団」が到着する前に、一般の侵略兵たちが積極的な工事を開始。情報総局特殊部隊は、敵に損失をもたらし、士気と心理状態を悪化させる目的で、特殊作戦を計画、実行したのだという。
特殊部隊は、侵略軍が当該地を移動する際に利用する唯一の道に地雷を設置し、またロシア小隊の拠点を攻撃したと書かれている。
小火器や迫撃砲の攻撃、ウクライナ側が設置した地雷の爆発により、敵は損失を負っており、敵兵員の死傷者の数が確認されているところだと報告されている。
なお、情報総局は、2023年12月30日のロシア領内の軍事施設への攻撃により、ロシア軍のミハイル・コノピツィン少尉が殺害されたと報告していた。