ウクライナのシルシキー軍総司令官は、露宇戦争の前線の状況は困難であり、ウクライナは攻勢から防衛に転じたと発言した。
シルシキー総司令下院が独ZDF局へのインタビュー時に発言した。
シルシキー氏は、「現状の状況は困難と評価できる。敵は現在ほぼ全ての前線で攻勢をかけており、私たちは攻勢から防衛作戦に転じた。私たちの防衛作戦の目的は、敵戦力を疲弊させ、私たちの強化防衛や技術面、無人航空機や電子戦機器の使用や準備した防衛ラインの優位性を利用しつつ、敵に最大限の損耗を与えることだ」と発言した。
なお、シルシキー軍総司令官は14日、ウメロウ国防相とともに同国東部のロシア軍の激しい攻勢が続くアウジーウカ方面とクプヤンシク方面を視察した上で、部隊の戦闘能力向上を目的とする複数の重要な決定を採択したと発表した。