2日にロシア軍による自爆型無人機での攻撃を受け、集合住宅が破壊されたウクライナ南部オデーサでは、瓦礫の下からさらに幼児の遺体が見つかった。これにより、同攻撃による民間人死者数は10名に上っている。
3日、キペル・オデーサ州軍行政府町間がテレグラム・チャンネルで伝えた。
キペル氏は、「女性の遺体の近くで、さらに幼児の遺体が1体見つかった。暫定情報では、この子はまだ1歳に満たなかった…」と書き込んだ。
また同氏は、救助班は3日朝の時点で瓦礫除去作業をまだ続けていると伝えた。
その他、国家非常事態庁は、発見された死亡した幼児は生後8か月だったと伝えた。共に死亡していた母親は、子供を守ろうと体で覆っていたという。
これに先立ち、ロシア侵略軍が2日、ウクライナ南部オデーサを自爆型無人機で攻撃していた。その内、1機がオデーサ市内の集合住宅に着弾。18軒のアパートが破壊されていた。
写真:内務省