ロシア軍のミサイル・自爆型無人機攻撃にてウクライナ北部・東部複数都市で被害
ウクルインフォルム
ウクライナへの全面侵略戦争を続けるロシア軍は、14日未明にも同国へのミサイルと自爆型無人機による攻撃を継続した。北部スーミ州では、4つの町で民間インフラ施設への着弾が報告された。
スーミ州軍行政府がテレグラム・チャンネルで伝えた。
発表には、「今日、3月14日、敵は自爆型無人機『シャヘド』でスーミ州の4都市、スーミ、ショストカ、トロスチャネツ、ビロピッリャの民間インフラを攻撃した。また、ショストカとトロスチャネツへはミサイル攻撃も行われた」と書かれている。
着弾現場では、救助当局が活動しているという。
また行政府は、14日8時の段階の情報として、同日夜間と朝にロシア軍はスーミ州の国境隣接地域と自治体に対して13回の砲撃を実施、35回の爆発が確認されたと報告した。被害は、スーミ共同体、ユナキウカ共同体(KAB誘導爆弾)、ビロピッリャ共同体(迫撃砲)、トロスチャネツ共同体、ヴェリコピサリウカ共同体(KAB誘導爆弾、迫撃砲)、セレディノ=ブダ共同体(KAB誘導爆弾)で確認されたという。
東部ハルキウのテレホウ市長は、テレグラム・チャンネルにて、ロシア軍の夜間攻撃の際に撃墜された「シャヘド」の落下で被害が出たと報告した。
テレホウ氏は、「ハルキウへの『シャヘド』攻撃だ。同機は、民家のある地区の中心部に落下した。幸いなことに、犠牲者は出ていない」と伝えた。
ウクライナ軍参謀本部は、フェイスブック・アカウントにて、14日未明のロシア軍による攻撃の際に、自爆型無人機「シャヘド」36機中22機を撃墜したと報告した。