ロシア軍はクリミアで最後の巡航ミサイル搭載艦を失った可能性がある=ウクライナ軍報道官
ウクルインフォルム
ウクライナのプレテンチューク南部防衛戦力合同調整報道センター長は20日、ロシア軍黒海艦隊がクリミアにて巡航ミサイル「カリブル」を搭載する最後のミサイル艦を失った可能性があると指摘した。
プレテンチューク氏がテレビ番組「統一ニュース」出演時に、セヴァストーポリでロシア海軍のミサイル艦「ツィクロン」が破壊されたかもしれないという情報にコメントした。
プレテンチューク氏は、「多分、兵員は全員ダメージを受けた。彼らはかなり被害を受けている。他の情報については、今検証中であるが、しかし、当然、クリミアの黒海艦隊が最後の巡航ミサイル搭載艦を失った可能性はある」と発言した。
同時に同氏は、本件は情報の公式な確認を待たねばならないと強調した。
これに先立ち、一時的被占領下セヴァストーポリで、ロシア海軍のミサイル「カリブル」を搭載するミサイル艦「ツィクロン」がミサイル攻撃を受けた可能性が報じられていた。その際、乗員6名が死亡し、11人が負傷した上で、同船が撃沈したかもしれないと指摘されていた。