ウクライナ軍によるクリミアの露軍防空システムへの攻撃被害の衛星写真
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ウクルインフォルム
ロシアが占領するウクライナ南部クリミアの防空システムへのウクライナ軍の攻撃の被害を写した衛星写真が公開された。
テレグラム・チャンネル「サイバーボロシュノ」が写真を拡散した。
投稿には、「イェウパトリヤ地区自治体ヴェリーケの地対空ミサイルシステム『S300』の場所への攻撃の結果だ。RPN30N6のKP5N63Sが破壊されている。また、写真では、トレーラーのない牽引車5P85TEと攻撃/破壊された兵器が引かれた跡が見える(ベリベクで破壊されたレーダー『92N6E』が撤去された後と同じだ)」と書かれている。
そこから南方では、攻撃があった場所からジェネレーターを運んでいる牽引車も見つかっている。この種のレーダーは、発射機のそばになければならないため、それらは緊急に撤去されたのだろうと指摘されている。
これに先立ち、10日未明、ウクライナの防衛戦力は被占領下クリミアのジャンコイに配備されていたロシア軍の防空システム「S400」とチョルノモルシケとイェウパトリヤ近くの「S300」2基の攻撃に成功。さらに、12日未明にウクライナ軍が被占領下クリミアに配備されていたロシア軍の防空システムをさらに攻撃したことが発表されていた。