停戦は国際的な場で諸国首脳のいる中でのみ可能=ゼレンシキー宇大統領

停戦は国際的な場で諸国首脳のいる中でのみ可能=ゼレンシキー宇大統領

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ウクライナのゼレンシキー大統領は、ウクライナとロシアの間の停戦は、国際的な場で、信頼されている諸国の首脳がいる中でのみ可能だと発言した。

ゼレンシキー大統領がブルームバーグへのインタビュー時に発言した。大統領府がインタビュー時の動画を公開した

ゼレンシキー氏は、「停戦に関して説明しよう。私たちには、何年も前、ミンスク諸合意の時代から、数百回の会合があった。双方がウクライナとロシアの間の停戦につき合意し、ロシアはいずれにせよそれを常に破り、私たちの人々を殺した。よって、それ(停戦)が行われるのは、明快な国際的な場で信頼される諸国の首脳がいる中でだけ(可能)だ」と発言した。

同氏はまた、停戦のためには、非常に明確な計画が必要だと指摘した。

その際同氏は、「私たちは、ロシアが停戦を占領するウクライナ領内での兵器集結のために利用しないことを理解せねばならない。なぜなら、私たちは、彼らを攻撃で止められないからだ。彼らは、強力な戦力を集結させて、それから過去にあったように、私たちが停戦を破ったと私たち非難して、侵攻を再開することができるのだ」と発言した。

そして同氏は、停戦に合意するのは非常に簡単だが、それを維持することは非常に難しいのだと指摘した。

また同氏は、停戦の後に起こることについての回答を見出すことも難しいと発言した。その際同氏は、「停戦について話している多くの人々に対する質問だ。人々がそのことについて話すのは普通のことだ。私の質問は次のとおりだ。オーケー、で、第2の行動は? 第3の行動は? プーチンがその合意を破った場合、どのような行動を取るのだ? 停戦の後、1か月後にプーチンは軍を撤退させるのか? 彼が私たちの被占領地から軍を撤退させることを誰が保証するのだ? その(質問の)後は、沈黙だ。なぜなら、答えがないからだ」と発言した。

記者からの、ロシアとウクライナの間のあり得る和平協議の際の第三者となれる国はどこか、との質問に対して、ゼレンシキー氏は、米国と中国だと返答した。

その際同氏は、「私は、彼ら(米中)の間には非常に大きな問題があることは知っている。しかし、私たちがこの戦争がウクライナと世界にとって公正な形で終わって欲しいと思っているなら、彼らはプーチンを止めるための何らかの立場をどこかで見つけざるを得ない。そうでなければ、ウクライナにとって公正とはならない戦争の終わり方が提案されることになる」との見方を示した。


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