8日のミサイル攻撃でウクライナ全土で27名が死亡=ゼレンシキー宇大統領
ウクルインフォルム
ウクライナのゼレンシキー大統領は、8日のロシア軍の同国へのミサイル攻撃により27名が死亡し、100名以上が負傷したと報告した。
ワルシャワ訪問中のゼレンシキー大統領がトゥスク・ポーランド首相との共同記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。
ゼレンシキー氏は、「今日ロシアは私たちの国の多くの街を攻撃した。キーウ、クリヴィー・リフ、ドニプロ、ドネツィク州の町々だ。私たちの国にとってだけでなく、地域全体にとって非常に重要な病院の1つであるキーウの小児病院『オフマトディト』にも着弾した。子供たちが透析を受けていた棟に着弾した。建物が破損し、今も瓦礫の除去が続いている。100名以上が負傷。現時点で、それらの攻撃で27名が殺されたことが判明している」と発言した。
会場の人々は、1分間の黙祷を行った。
なお、ウクライナのゼレンシキー大統領は、8日のロシア軍によるウクライナへの大規模ミサイル攻撃の際に、キーウ、ドニプロ、クリヴィー・リフ、スロヴヤンシク、クラマトルシクが被害を受けたとし、40弾以上のミサイルが発射され、集合住宅、インフラ、小児病院が破損したと報告していた。