ロシア軍の大規模攻撃 各地で民間人に被害続く

ロシア軍の大規模攻撃 各地で民間人に被害続く

ウクルインフォルム
8月26日の未明から日中にかけて続いているロシア軍の自爆型無人機とミサイルによる大規模攻撃により、ウクライナ全土で市民の死傷者やインフラ施設の被害が出ている。

南部オデーサ州のキペル州軍行政府長官は、テレグラム・チャンネルにて、同州では朝のミサイル攻撃により4名が負傷したと報告した

キペル長官は、「攻撃により、4名が負傷、その内1名は10歳の男児だ。児童を含む3名が病院へ搬送されており、彼らの負傷程度は中度だ」と伝えた。

また同氏は、ミサイルの破片の落下により複数民家と多数の自動車が破損したと書き込んだ。さらに、オデーサ地区では、停電が生じているとし、関連当局が被害の除去を行なっていると報告した。

南部ミコライウ州のキム州軍行政府長官は、フェイスブック・アカウントにて、同州ではミサイル攻撃により3名が負傷したと報告した

キム氏は、「現時点で、大規模ミサイル攻撃の結果3名が負傷。全てはコントロール下にある。念のため電子機器を充電しておいてくれ」と書き込んだ。

中部ジトーミル州のブネチュコ州軍行政府長官は、テレグラム・チャンネルで、ロシアのミサイル攻撃により同州で女性が1名死亡したと伝えた

ブネチュコ氏は、「ジトーミル州では、大規模ミサイル攻撃の際に、住宅と重要インフラ施設が破損した。残念ながら、暫定情報で、ロシア政権のテロ行為により女性1名が死亡した」と書き込んだ。

また同氏は、電力システムの困難な状況により、州では緊急停電が導入されていると伝えた。

中部キーウ州のクラウチェンコ州軍行政府長官は、フェイスブック・アカウントにて、同州ではロシア軍の攻撃により負傷者が1名出ており、またインフラ施設が破損したと報告した

クラウチェンコ氏は、「夜中と朝、敵は州をミサイルと攻撃型無人機で攻撃している。インフラ施設の破損が出ている。すでに負傷者1名の情報が入っている」と伝えた。

また同氏は、撃墜された敵目標の破片落下により、州内4地区で民家が破損したと報告した。

中部ヴィンニツャ州のザボロトナ州軍第一副長官は、フェイスブック・アカウントにて、同州ではロシアの大規模攻撃の際に重要インフラ施設への着弾があると伝えた

ザボロトナ氏は、「ヴィンニツャ州では、重要インフラ施設に着弾がある。爆風で民家の破損もある」と書き込んだ。

同時に、現時点で死者に関する情報はないとも伝えた。

南部ザポリッジャ州のフェドロウ州軍行政府長官は、テレグラム・チャンネルにて、同州ではロシア軍はエネルギーインフラ施設を攻撃したと伝えた

フェドロウ氏は、「ザポリッジャ州のエネルギーインフラ施設が狙われた。そこでは火災が発生。被害情報は確認中だ」と書き込んだ。

なお、ウクライナへの全面侵略戦争を続けるロシア軍は、8月26日未明から日中にかけて、ミサイルと自爆型無人機にて同国各地に大規模攻撃を再び行なっている。

また、西部ルーツィク、南部ドニプロペトロウシク州、ザポリッジャ州で民間人に死者が出たことが報告されている


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