ウクライナ空軍の「F16」操縦士が任務遂行時に死亡
写真
ウクルインフォルム
ウクライナ空軍司令部は、8月26日のロシア軍からの大規模ミサイル・無人機攻撃の迎撃戦の際に、空軍操縦士のオレクシー・メシ氏が死亡したと発表した。
空軍司令部がフェイスブック・アカウントで伝えた。
発表には、「彼は、空で自らの最後との戦いを英雄的に遂行した。8月26日、オレクシーは、ロシアの大規模なミサイル・航空機組み合わせ攻撃への迎撃の際に、巡航ミサイル3弾と自爆型無人機1機を撃墜。オレクシーは、死をもたらすロシアのミサイルからウクライナ人を救ったのだ。残念ながら、それは自らの命と引き換えだった」と書かれている。
また空軍は、オレクシー・メシ氏は、「強く、献身的な戦士であり、ハイランクのパイロットであり、地上でも空中でもリーダーであり、優しい友であり、愛される息子であり、父であり、夫であり、国の愛国者だった」と伝えた。
29日には、同氏の告別式が行われたという。
また、参謀本部は29日、テレグラム・チャンネルにて、ウクライナ軍が「F16」を1機失ったことを認めた。
発表には、「ロシア連邦からのウクライナ領に対するミサイル攻撃迎撃の際、地帯空部隊と共にウクライナ軍の戦闘機『F16』が用いられた」とし、空中戦闘にて「F16」は高い性能を示し、装填されていた武器にて、敵の巡航ミサイルを4弾撃墜したと書かれている。
同時に参謀本部は、「次の目的への接近の際に、航空機の内の1機の通信が途絶えた。その後、同機は墜落し、操縦士は死亡したことが判明した」と伝えた。
事故原因の解明のために、国防省の特別委員会が任命され、墜落現場で活動しているという。