ゼレンシキー宇大統領、北朝鮮兵との最初の戦闘に言及
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ウクルインフォルム
ウクライナのゼレンシキー大統領は5日、北朝鮮兵との最初の戦闘が生じたことに言及した上で、同参戦がクレムリンにとっても北朝鮮にとっても敗北の一歩となるように、ウクライナと世界はあらゆることを行わねばならないと発言した。
ゼレンシキー大統領が同日夜の動画メッセージで発言した。
ゼレンシキー氏は、「残念ながら、テロとは、十分な対策がなければ、ウイルスのように広がり得るものである。今、対策が十分でなければならない。十分に強力でなければいけない。北朝鮮兵との最初の戦闘により、世界における不安定の新たなページが開かれている。私たちは、このロシアの戦争拡大への一歩、真のエスカレーションへの一歩、この彼の一歩が敗因となるように、世界と共にあらゆることをせねばならない。彼にとっても、北朝鮮にとってもだ」と発言した。
また同氏は、「ロシアに北朝鮮兵が現れたことへと反応してくれた世界の全ての人」と、「それを通じて、ウクライナにおける私たちの防衛を支持する然るべき行動を準備している人」に対して謝意を伝えた。
これに先立ち、同日、ウメロウ宇国防相が、北朝鮮がロシアに兵力を送って以降初めて、ウクライナ軍人と北朝鮮軍人との交戦があったとする情報を認めていた。ポリティコが報じた。
ウメロウ氏は、韓国報道機関に対して、ウクライナ軍と北朝鮮兵の間で「小規模な衝突」が生じたと述べつつ、同時にその詳細は明らかにしていなかった。
記者から、それは北朝鮮が公式に参戦したことを意味するか、と質問されると、ウメロウ氏は、「私はそう思う。それは衝突だった」と答えた。
さらに同氏は、「私たちは、今後数週間でより多くの交戦を予期している」と伝えた。
その他、コヴァレンコ宇偽情報対策センター長は、4日、北朝鮮兵がすでに露クルスク州で「攻撃を受けた」と発言していた。