ウクライナ保安庁、被占領下セヴァストーポリで露軍ミサイル艦旅団参謀長を殺害
ウクルインフォルム
ウクライナ保安庁(SBU)は、被占領下にあるウクライナ南部セヴァストーポリにて、ロシア軍黒海艦隊の第41ミサイル艦旅団のヴァレリー・トランコフスキー参謀長の自動車を爆破し、殺害した。
13日、SBU内の関係者がウクルインフォルムに伝えた。
関係者によれば、爆発により同人物は足を失い、出血により死亡したという。
トランコフスキー氏は、黒海海上からウクライナの民間施設に対する巡航ミサイルの発射の命令を出していた戦争犯罪者。例えば、2022年7月の29名の民間人死者を出したウクライナ中部ヴィンニツャ市への巡航ミサイル「カリブル」の発射に関わっている。あmた、オデーサやその他の街への攻撃によっても多くの民間人が死亡。
ロシアのサイトによれば、トランコフスキー氏は1週間近く追跡されていたとし、爆発物は遠隔で爆破させられたという。
SBUの関係者は、「民間ウクライナ人数十人の血によって手を汚しているロシアの戦争犯罪者がセヴァストーポリ市のタラサ・シェウチェンカ通りで不名誉な生涯を終えるというのは象徴的である。犯罪行為のツケが回ってくるのは時間の問題である。占領者も殺人者も、どこにいようが安心できることはない」と発言した。