米国供与のアイランド型巡視船2隻、ウクライナへ向け出航
写真
ウクルインフォルム
ウクライナに対して供与される米国のアイランド型カッター(巡視船)2隻が、米ボルチモアからオデーサ港へ向け出航した。
8日、在ウクライナ米大使館がツイッター・アカウントにて伝えた。
発表には、「アイランド型巡視船2隻がメリーランド州ボルチモアからオデーサへ向けて出発した。これら巡視船は、2014年から米国がウクライナに供与している25億ドル強の安全保障支援の一部である」と書かれている。
米大使館は、同巡視船はウクライナの海洋の安全を強化し、ウクライナ海軍の北大西洋条約機構(NATO)との相互運用製を高めることに役立つと伝えた。
Two Island Class Patrol Boats have departed Baltimore, Maryland for Odesa. Part of the over $2.5 billion in security assistance 🇺🇸 has provided 🇺🇦 since 2014, the vessels will help strengthen 🇺🇦's maritime security & bolster 🇺🇦 Navy’s interoperability with NATO.#PartnershipStrong pic.twitter.com/rp2XxbON1Y
— U.S. Embassy Kyiv (@USEmbassyKyiv) November 8, 2021
これに先立ち、今年7月、オレクシー・ネイジュパパ・ウクライナが海軍司令官は、2021年中にピウデンニー港を拠点とするアイランド型巡視船による大隊を編成する可能性があることを認めていた。司令官は、2019年秋に米国から供与された巡視船「スロヴヤンシク」と「スタロビリシク」は、すでに海軍に配備されていると伝えた。
今年10月末には、米ボルチモアにて、第5回となるアイランド型巡視船のウクライナの乗員訓練が終了している。