ウクライナ国防省、露軍侵攻脅威につき「ウクライナは2014年から準備体制」
ウクルインフォルム
ウクライナ国防省は、2014年以降のロシアによる軍事侵略の8年間、ウクライナの国境付近では様々な部隊集結があったとし、それによりウクライナは撃退に向けて常に準備しておかなければならないのだと指摘した。
ハンナ・マリャール国防次官が24局にコメントした。23日、国防省広報室が伝えた。
記者が、ウクライナ国境沿いのロシア軍の集結と侵攻可能性に関する情報で社会に不安が生じていると述べると、マリャール氏は、「ロシアは常に、ウクライナを屈服させたがっており、私たちを衛生国家にして、絶対的な影響下へ戻したいと思っている。その脅威は常に維持されており、その集中度は様々である。国境付近のロシア軍の動きも同様だ。その集中度は様々であり、国境沿いでは集結や動きがあり、部隊数は増えたり減ったりしている。そのため、私たちは、それを撃退するために、常に準備しておかなければならないのだ」とコメントした。
マリャール氏は、国防省が有している情報は、ウクライナ国防省情報総局が提供しているものだと述べ、情報総局のキリル・ブダーノウ局長が最近発表したウクライナ国境沿いにおける今年12月〜来年1月のロシア連邦による不安定化工作に関する情報は、西側のパートナー国によっても確認されていると発言した。
これに先立ち、21日、ブダーノウ情報総局局長は、ミリタリータイムズとのインタビューにて、ロシアはウクライナとの国境沿いに9万2000名以上の兵力を集結させているとし、侵攻の可能性は排除しておらず、侵攻は来年1月末から2月上旬に始まり得ると発言していた。