ドイツ、ウクライナに追加軍事支援 防空システム「パトリオット」のランチャー2基を供与
ウクルインフォルム
ドイツ政府は、ウクライナに対して防空システム「パトリオット」のランチャー(発射装置)2基、無人機、車両などの新たな支援品を引き渡した。
9日、ドイツ政府ウェブサイトの対ウクライナ支援品リストが更新された。
リストには、「パトリオット」ランチャー2基が加えられている他、装軌式トレーラー車両「Bandvagn206」10台、8×8 HX81牽引車6台、セミトレーラー2台、トラック8×6 6台、コンテナ1個、国境警備用車両5台が加えられている。
その他、約6500個の発煙弾、爆発物処理用材料、無人航空機ヴェクター4機、機関銃MG5 100丁、双眼鏡1000個強、防護ゴーグル2万個、医薬品4万個が引き渡された。
ゼレンシキー宇大統領は、今回のドイツの軍事支援につき、ツイッター・アカウントにて報告した。
ゼレンシキー氏は、「私たちが独首相と合意したものだ。ドイツからパトリオットの追加ランチャーがある」と指摘した。
さらに同氏は、今回の合意の履行は何千人のウクライナ人の命を救うことになると強調した。
同氏はまた、「ウクライナとロシアのテロからの防御の強化のためにさらに作業をしている」と伝えた。