ドイツ、ウクライナに追加軍事支援 防空システム「アイリスティー」のランチャー2基供与
ウクルインフォルム
ドイツ政府は、ウクライナに対して防空システム「アイリスティーSLS」のランチャー(発射装置)2基を含む、新たな軍事支援を供与した。
17日、ドイツ政府ウェブサイトの対ウクライナ支援品リストが更新された。
今回の供与品リストの更新では、「アイリスティーSLS」のランチャー2基が加えられえている。なお、ドイツは、これまでに防空システム「アイリスティーSLM」のシステム2基を供与していた。
その他、155ミリ口径発煙弾約4500弾、地上監視レーダー「GO(グランド・オブザーバー)12」10個、8×8 HX81牽引車5台、セミトレーラー4台、15トントラック8台などが引き渡されている。
これに先立ち、先週ドイツ政府は、ウクライナに対して防空システム「パトリオット」のランチャー(発射装置)2基、無人機、車両などの新たな支援品を引き渡したことを発表していた。
また、ドイツ連邦共和国のリントナー財務相(自由民主党党首)は、14日、キーウ訪問時に、同国がウクライナに対して巡航ミサイル「タウルス」を供与することは支持するが、類似の問題を解決するには同盟国との協議をはじめとする、一定の手続きが存在すると発言していた。