露軍大規模攻撃時にポーランド領空に「不明な飛行物体」確認 大統領と首相が協議
ウクルインフォルム
29日朝のロシア軍のウクライナに対する大規模ミサイル攻撃の際に、ウクライナ側からポーランドの領空に「不明な飛行物体」が入域した。ポーランドのドゥダ大統領とトゥスク首相は、電話協議を行い、本件を巡る状況につき協議を行った。
トゥスク・ポーランド首相がソーシャルメディア「X」アカウントで報告した。
トゥスク首相は、「ポーランド軍司令部と情報機関幹部の会談後、私は、ポーランド大統領と対話した。私たちは皆共にポーランドの安全のために作業をしている」と書き込んだ。
コシニャク=カミシュ・ポーランド国防省は、本件につきソーシャルメディア「X」アカウントにて、「ポーランド領空に不明な物体が現れたことを受け、国家機関は緊急に対応した。国家安全保障局を通じて、私は、大統領、首相、参謀総長、軍の作戦司令官と連絡をとっている」と書き込んだ。
これに先立ち、ポーランド軍作戦司令部が、「不明飛行物体」の侵入につき報告していた。PAPが報じた。
ポーランド軍作成司令部発表によれば、「朝の数時間、ポーランド共和国の領空にウクライナとの国境側から、不明な飛行物体が侵入し、国境を越えた時からシグナルが消えるまでの間、国防空システムのレーダーにより観察された」と書かれている。
また、「明確な手続きに従い、作戦司令部は、現有の戦力と機材を関与させた」とも報告されている。