米国はウクライナでの軍事支援悪用の兆候は見られない=ホワイトハウス
ウクルインフォルム
カービー米ホワイトハウス国家安全保障会議(NSC)戦略広報調整官は3日、米政権はウクライナに提供された武器の悪用の兆候は全く見ておらず、全ての支援が目的にしたがって使われていることを議会と国民を前に保証すべく引き続き懸命に仕事を続けると伝えた。
カービー戦略広報調整官がワシントンで発言した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。
カービー氏は、ウクライナに責任が生じているとか、ウクライナ軍で大規模な汚職や悪用が生じたというような兆候は一切目にしていないと指摘した。
同氏はまた、米国はウクライナ側の本件の報告につき直接の連携を行っているとし、キーウではその目的で米国から派遣された専門家が活動していると伝えた。
さらに同氏は、「ウクライナ人は、私たちが報告を必要としていることを理解している。彼らは、それに同意しており、彼らは提供される全てのシステムの報告方策のための作業を私たちと行う準備があることを示している」と発言した。
これに先立ち、ウクライナのウメロウ国防相は、ウクライナ国防省と在ウクライナ米国大使館が米国に供与されている装備品の共同モニタリングを開始しており、外国からの軍事支援の新しい登録システムが運用されていると伝えていた。