ポーランドもG7のウクライナ支援宣言に合流=トゥスク首相
ウクルインフォルム
ポーランドのトゥスク首相は22日、同国は2023年7月にG7首脳が採択したウクライナ支援宣言に合流したと発表した。
トゥスク首相がキーウ訪問時のゼレンシキー宇大統領との共同記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。
トゥスク首相は、「私たちは全ての他のフォーマットでも協力していく。そのため、私は大統領に、ポーランドは今日、ビルニュスのNATO首脳会議で形成されたG7宣言に加わったと伝えた。その宣言がウクライナ支援と同国の安全保障のために自由世界の民主的国家を動員しなければならない」と発言した。
トゥスク氏はまた、ポーランドはウクライナのEU完全加盟が迅速に実現するように、加盟プロセスのあらゆる面で支援していくと強調した。
なお、同日ポーランドのトゥスク首相がウクライナを訪問している。
これに先立ち、ゼレンシキー宇大統領とスナク英首相は12日、2023年7月のNATO首脳会合の機会にG7とウクライナで発出した「ウクライナ支援に関する共同宣言」を発展させた形で、2国間の安全保障分野協力に関する協定に署名していた。
また、14日には、ゼレンシキー大統領が、ルーマニアとの間でウクライナのための安全保証協定を締結する協議が始まったと報告している。
ウクライナと日本は、林前日本外相が昨年9月にキーウを訪問した際に同様の二国間合意締結に向けた協議を始めると伝えている。
写真:大統領府